明徳義塾高校サッカー部メンバーが現金奪って逮捕でどうなる？

明徳義塾高校サッカー部メンバーが逮捕されました。伝統ある明徳義塾でのお粗末な事件が読売新聞に掲載されました。明徳義塾と言えばサッカーだけでなく、野球では甲子園の常連校でその他の競技でも優秀な成績をおさめている高校です。名門明徳義塾で起きた事件の内容を追ってみました。

明徳義塾高校サッカー部メンバーが逮捕された事件とは?

明徳義塾高校サッカー部メンバーが起こした事件は1年生2名の犯行でした。学校の敷地内にある寮で現金を盗んだところ、それに気が付いた留学生に殴るなどの暴行をはたらきました。犯行を犯したサッカー部メンバー2名は留学生頭に全治1週間の怪我を負わせたということです。

逮捕容疑：強盗致傷容疑
犯人：サッカー部メンバー　1年生2名
犯行日時：２６日午前５時頃
犯行場所：学校の敷地内にある寮の一室
犯人：サッカー部メンバー　1年生2名
強盗容疑：1万円
致傷容疑：発見者の留学生に対し暴行。全治1週間の怪我

明徳義塾高校サッカー部メンバーの１年２名は犯行を行った後逃げましたが、男性が学校に被害を申告し、その後高知県須崎署の署員によって逮捕されました。２人は容疑を認めています。

午前５時頃とは朝の早い時間に犯行をおこなったのですね。全寮制ではないようですが、その風光明媚な立地から寮生活を送る生徒の割合が多いようです。そこを狙ったとすれば同じ学び舎の仲間を狙ったわけですから悲しいですね。

明徳義塾高校サッカー部メンバーが逮捕で懸念されるのは？

明徳義塾高校サッカー部メンバー逮捕という不祥事が起こったとなると、心配されるのはその部、学校の活動に影響がでるのではないかということです。今回はサッカー部の1年生２名が起こした事件ですが、今後の活動はどうなるのでしょう。それについて読売新聞は以下のように載せています。

　同校サッカー部は全国高校サッカー選手権大会に７回出場している私立の強豪。今年も同大会の県大会でベスト８まで勝ち進んでいる。今後の出場について高知県サッカー協会は「学校の対応を見守る」とし、同校担当者は「慎重に協議して結論を出したい」と話した。

（出典：読売新聞)

明徳義塾高校サッカー部メンバー逮捕となれば、高校は義務教育ではないので犯行を犯した2名は退学になる可能性は十分あると思います。校則でも多分そのようなことは明記されていると思いますし、男女交際禁止の高校で交際状況によるとは思いますが不適切となれば退学になっているケースもあることですし『強盗致傷容疑』ともなれば退学となったとしても致し方ないとも言えます。

しかし、これまで懸命に部活動に励んできた他の生徒たちに影響が及ぶのは避けてほしいと切に願います。規律あるクラブ活動に励んできたメンバーにとっては何が何故起こったかも分からない全く関知しないことでしかないわけです。よく全体責任といったことで学校全体が活動を自粛することもありましたが、今回はそうすべきではないと思います。

明徳義塾高校とスポーツクラブ

明徳義塾は四国の高知県土佐市と須崎市にキャンパスを持つマンモス校で、その立地から見ても勉強やスポーツに専念できる環境にあります。風光明媚な立地にあるマンモス校で寮も完備されており、スポーツだけでなく勉学面にも力を入れています。国際関係などにも力を入れており、英語や中国語の専攻コースもあり、留学生も受け入れもしています。

緑と海と光に抱かれた自然環境、夢に向かってここからスタート。
県立自然公園に指定された横浪半島のすばらしい自然環境に明徳キャンパスは位置し、「堂ノ浦キャンパス」「竜キャンパス」と大きく2つのエリアに分かれています。

進学実績も良く、スポーツクラブの活動は甲子園などの実績が物語っている通り素晴らしいです。かつて野球部に所属し高校生活を送り、現在は社会人として第一線で活躍している知人が高校時代の話をしてくれたことがあります。超有名高校のスポーツのクラブともなれば入部希望者の数も非常に多く、1軍・2軍とあるのは当然のことで、それ故に生まれるクラブ内での待遇にかなりの格差があるようです。サッカー部はどうなのかは分かりませんし、今回の事件とは関係ないですが、マンモス高校ならではの問題もあるのかもしれません。

ただ1部の生徒の為にこれまで頑張ってきた生徒達が辛い思いをしなくて済むような配慮があることを願っています