堂本剛が症状をラジオで告白した『突発性難聴』と野外フェス出演キャンセルの現実と治療法。

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堂本剛が症状をラジオで告白した『突発性難聴』の入院時の状態や現在の治療法と共に「KinKi Kids」の野外フェス・コンサート出演キャンセルなど活動状況をまとめました。また『突発性難聴』を実際に体験した経験を交えてこの病気の実態を考察します。

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堂本剛が症状をラジオで語った内容

堂本剛の症状とラジオで話した現在の治療

堂本剛がパーソナリティーを務めるラジオ番組 bayfm78「堂本剛とFashon&Music Book」(土曜・後10時)で症状について話している内容を、誰にでも起こり得る病気なので参考にまとめてみました。

【入院】6月27日
【病名】重度の突発性難聴
【原因】分からないと言われている。よく言われるのは『ストレス』『疲れ』
【初期症状】偏頭痛が酷くなり、『バン』てなって、水中にいる感じ。
【現在の症状】
耳鳴りがひどくLOWが聞こえない。
右の耳をふさぐと左耳はあまり聞こえない。
爆音に耐えられない
映画で爆発音の後一瞬音が消えて、ピーってなるような感じがずっとある感じ
左から音が入ると大音量はボワンと耳の中で増幅されハウル感じ
【入院中の治療】
毎日4.5〜5時間あまり点滴ステロイド(体内に入れる量が決まっている)
耳の鼓膜 注射ステロイド4回(変化がないのでストップ)
高酸素気圧マシーン 回数が決まっている
これで医学的治療はストップとなった。

【退院】7月4日

【現在の治療】
鍼灸 相当な激痛
漢方薬服用
退院後 1ヶ月後は爆音禁止
【医者からの指示】
リラックスする
運動をする(血流をよくするため)
1〜2ヶ月は爆音禁止(ドクターストップ)

経験から言っても、現代医学でやれる治療は限られているので、現実としてやれる治療は終了したということですね。『辛い現実』です。そして何とか活路が見出せるのではないかと望みを掛けるのは東洋医学の漢方であったり、鍼灸・気功といったものになります。身内も堂本剛さんと同じように病院を退院後、藁にもすがる気持ちで漢方薬を煎じた真っ黒な煎じ薬を飲んだり、気功/整体を含んだ治療や針をさして微弱な電流を流す治療をしました。結果について言うと、身内の場合は芳しい結果ではありませんでした。

堂本剛の症状と活動・キャンセル状況

堂本剛さんはCD今年デビュー20周年を迎えるKinKi Kidsの1員なので、この記念すべき年の番組には当然出演を希望したでしょうし、残念だったと思います。でも耳の症状から察すると不安な現実と向き合っていたことは容易に想像できます。

【活動/キャンセル状況】
6月28日 テレビ東京「テレ東音楽祭2017」 ー入院中
7月1日 日本テレビ「THE MUSIC DAY」 ー入院中
7月15日 KinKi Kidsのデビュー20周年イベント ーステージ出演中止/生中継映像にギター・ダンスで参加 
7月20日 文化放送の特番「Youたちいよいよハタチだね!~KinKi Kidsどんなもんヤ!3時間生放送スペシャル!~」 生出演。
症状:左耳の状態「ご覧の通り、特に治っていない。あと1週間は爆音禁止」と語っていました。

【SUMMER SONIC2017】
8月19日 ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ
8月20日 大阪・舞洲SONIC PARK
【イナズマロックフェス 2017】
9月17日 滋賀・草津の烏丸半島芝生公園
*この2つのフェスについて以下の発表がありました。

「アーティスト本人の強い希望もあり、治療の経過を待って出演の調整を行っておりましたが、ライブを行うまでの回復に至らず、担当医師の判断により、やむを得ず出演を見送らせていただくことになりました」

9月1~3日 京都・平安神宮ソロライブ

このソロライブは1ヶ月後ですね。ソロなので堂本剛さんの耳に優しい構成や楽曲選びも可能かと思うので、何とか実現できると良いですね。場所も平安神宮ですし神様が力を貸して下さるのを願います。

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堂本剛が症状をラジオで語った『突発性難聴』とはどんな病気?

堂本剛が症状緩和の治療を続ける『突発性難聴』

堂本剛さんがラジオで症状を語っていたようにその病名の通り『突発性難聴』は突然耳の不調に襲われます。若干の個人差がありますが『朝起きたら耳にカバーがかかっているような』という聞こえ具合だったり、耳鳴りが激しく気分が悪くなったりなどの症状もあります。

何だか今日は『耳が聞こえにくい』とか、高層ビルのエレベーターで急激に上の階へ移動した時などに感じる『耳がポン』としたまま治らない、音が籠って聞こえるなどの症状が多いのではないでしょうか。

私の場合は『頭の中で耳まで水が上がってきたような』感覚がしました。鼓膜の奥に水があるような変な感じでした。1日中、耳が『ボワボワ』していたのですが、病院が休みだったので翌日医者に駆け込みました。

まさかの時は、そんなに頻発する病気ではないので『突発性難聴』を想定できる能力のある病院にかかることをオススメします。例えば正しく聴力検査ができる『設備』を持っているとか、『突発性難聴』を疑う技量のある医師がいるとか、ある程度の規模の病院で受診した方が良いということです。
堂本剛さんもラジオで話していましたが、『突発性難聴』は発症して『24時間とか48時間以内』に医者に行った法が良いと言われるぐらい、早い時点で治療が必要な病気なのです。

参考までに私の場合は、大きな病院で診療経験のある医師が開業した病院で受診しました。

堂本剛の症状から見える『突発性難聴』の治療

堂本剛さんの場合、『入院』して点滴をしているので、かなり重症だったのだろうと思います。自覚症状が出た時に病院に電話をして断られていますが、あの時に治療を開始していればもっと予後はよかったのではないでしょうか。

身内の場合、おたふく風邪から『突発性難聴』になりました。聴力に対する症状も治療も堂本剛さんと同じでした。入院してステロイドの点滴、飲み薬などの治療を受け、その後セカンドオピニオンで他の病院で高圧酸素による治療を受けました。これが『病院』と呼ばれるところでの治療の全てです。その後も堂本剛さんと同じく東洋医学・気功・針による治療を受けました。

私自身の場合は気づいたのが早かったからか、飲み薬のステロイド(プレドニン)とメチコバールを服用し、自宅で安静にしていました。聴力検査では低音部分がかなり聞こえていなかったようで、聴力検査の検査音がしばらく途絶えた時間があったのですが、途中で本当は『ピー音』が流れているのかもしれないと気が付いたほどの無音時間がありました。あの時は自覚症状が出て3日以内の受診したと思います。

ついでながら【おたふく風邪による突発性難聴】について
身内はおたふく風邪が原因で突発性難聴になったのですが、自覚症状が出た時は『電話の音が変』に聞こえ、その後『頭痛』や『吐き気』『目眩』もありました。休日だったので救急病院に当たる病院に電話をしたのですが、おたふく風邪なら腫れていれば吐き気や目眩はあっても当たりまえと様子を見るように言われました。翌朝大きな病院にかかり、早朝から受診しました。しかし、別室待機となったのちに診察、その後耳鼻科に回されたのですが、『おたふく風邪』であるが為に、診察を最後に回されてしまいました。結局、異常に気づいた医師が聴力検査のやり直しをしようとした時には、もう担当技師が帰った後で再検査すらも出来ませんでした。入院した時にはもう片方の耳の聴力は消えていまっていました。 処置をするまでのスピードが重要です。

驚くほどあっけなく聴力はなくなるのです。

堂本剛と同じ『突発性難聴』になった有名人

歌手やタレントで『突発性難聴』と報じられた方々を調べてみました。

浜崎あゆみ
相田翔子
スガシカオ
大友康平
中村勘三郎
北川悦吏子

など多忙を極める有名人の方々が突発性難聴が報道されています。

・不規則な生活を送りがち
・ストレスを多く抱えがち
・食生活が乱れがち

『突発性難聴』になる可能性をもった条件に合致していそうですね。

歌手など職業として聴力の必要度が高い患者を担当すると、医者としての判断がより重要になってくると思います。堂本剛さんのように多忙な仕事で代理の効かない仕事をしている場合は特に『ドクターストップ』という指示が患者にとって一番大切なことですよね。堂本剛さんもこのことについて、担当医に対して感謝をしています。

「先生方も親身になって頂いて、目先の物事よりも将来のご自身の耳のこととか活動のことっていうのはちゃんと、周りも含めて深く捉えないといけない問題ですからと、厳しい意見としてそこは深刻に受け止めなきゃいけない状況にいるから、ドクターストップをかけさせて下さいと言う形で。先生方も僕の未来を守って下さるように色々と本当にえらんでくださったなって言うかんじはありますよね。」 出典:bayfm78「堂本剛とFashon&Music Book」

まとめ

堂本剛さんが症状をラジオで語っているのを聞いて『突発性難聴』の治療については、少なくとも10年以上もの間大きく変わってはいません。結局そんなに頻繁に起こる病気ではないく、命に関わる病気でもないので、症例数もさほど多くないですし、研究なども多くはないのだと思われます。原因を何人かの医者に尋ねましたが、『分かっていない』ということでしたし、堂本剛さんも『分からない』という答えをもらっているようですね。

医者からは『ストレスはありませんでしたか』『最近忙しかったですか』と生活環境を必ず尋ねられます。『突発性難聴』の一番の敵は他の医師の文書からも『ストレス』なのだと思われます。そして治療薬としては血行を良くする為のビタミン剤も処方されることから『血流』にも問題があるのだろうと推測されます。

おたふく風邪からの『突発性難聴』も原因も不明と言われ、一説には免疫が自己に向かって攻撃するからではないかとも言われています。そして、医者からの問診は『ストレスが多い生活だったのではないか』『生活が乱れていなかったか』など、一般的な『突発性難聴』と同じ質問・同じ対応です。おたふく風邪からも『突発性難聴』になる事を知って欲しいと思います。

急患で病院に問い合わせたにも関わらず『診察してもらえなかったり』『診察の必要がない』との判断で電話を切られることがありますが、こういった病気の存在を知っている事が受診者にとってはとても大切だと思います。自分の身は自分が、そして家族が良く分かっているのですから、知識を持っていれば、危険を察知できると思います。そして医者に診察を強くお願いすることができるのですから。

『突発性難聴』は治療を始めるまでの時間が短いほど予後が良いので、耳鳴りや耳の閉塞感など異常を感じたら、耳鼻科での早めの診察をオススメします。

堂本剛さんの病状はラジオでの本人の言葉から楽観視出来ない状況だと推察します。彼の歌声はとても魅力的ですし、ジャニーズの中ではわりと異質で独特な個性も持っています。きっと繊細な人なのでしょうね。少しでも回復され、音楽活動を続けて行けるよう心から願っています。

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東京在住の主婦です。 自分が困ったことや興味があることを自分自身の経験を織り交ぜてブログを書いています。 同じことに興味があったり悩んでいる方の参考になれば幸いです。お気軽にご閲覧下さい。