首藤紳介(首藤クリニック表参道 )経歴。臍帯血利用の再生医療を行っていた院長とは

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首藤紳介(首藤クリニック表参道院長)が臍帯血の取り扱いに関する『再生医療安全性確保法違反』で逮捕されました。他にも医師や販売業者が逮捕されています。首藤紳介の経歴や臍帯血利用について調べてみました。

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首藤紳介(首藤クリニック表参道)の経歴とはどのようなものなのでしょう

首藤紳介(首藤クリニック表参道)経歴

首藤紳介さんは愛知医科大学を卒業で、もとは小児科医だったそうです。

生年月日などは不明で、医師免許は2002年に取得と書いてあるものを見かけましたが、確認はできていません。

大学病院や民間救急外来も経験し、未熟児集中治療室で現代医学を研鑽したとのこと。
首藤紳介自身の経験から『薬に頼らない自然治癒力』というポイントに目を向けています。

首藤紳介さん自身が書いたブログの『自己紹介』です。

自己紹介

「自然治癒力を高める医療」をコンセプトに診療する医師・首藤紳介です。

<資格>

医師・小児科専門医(日本小児科学会認定)

高濃度ビタミンC点滴療法認定医(点滴療法研究会)

補完代替医療学会学識医(日本補完代替医療学会)

ゲノムドクター認定医(臨床ゲノム医療学会)

細胞環境デザイン学 認定医(杏林予防医学アカデミー)

日本内科学会会員
日本自律神経免疫治療研究会会員
国際抗老化再生医療学会会員
NLPプラクティショナー(全米NLP協会&日本NLP協会)
さとう式リンパケアインストラクター:医師で日本初!
親学アドバイザー(一般財団法人親学推進協会)
メンタルセラピスト(国際メンタルセラピスト協会)

(出典:ameba blog)

『未熟児集中治療室』にいたと載っていましたから、そんなことからも『臍帯血』を利用した再生医療に魅力を感じたのかもしれませんね。
ある種、期待をされている分野とも言えますが、自由診療なので治療費は高額です。

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首藤紳介(首藤クリニック表参道)院長逮捕の容疑

首藤紳助さんの首藤クリニック表参道院長の逮捕映像がニュースで流れました。容疑は臍帯血に関する『再生医療安全性確保法違反』です。有名人からも信望を得ていた医師のようですからショックを受けている人も多いでしょう。

今回は『再生医療安全性確保法違反』という容疑ですが、無届けで臍帯血移植を行っていたとが違反となっています。
2015年11月から『他人の臍帯血』を移植する際は国に届け出が必要となっているそうです。

『他人の臍帯血』とありますが、臍帯血は生まれたばかりの赤ちゃんのヘソに繋がっている臍帯から得る血液です。治療に使う時には自分の臍帯血なんてないのですから、生まれたばかりの他人の臍帯血を利用することになるので、白血病などの例外を覗き、届け出が必要になるということです。

首藤紳介の首藤クリニック表参道での臍帯血を利用した医療とは

首藤紳介のクリニックでは届け出が必要となった後もホームページで臍帯血移植をアピールしていて、効果としては『ガンの痛みの軽減』や『細胞が10~20若返るアンチエイジング』に良いと紹介されていました。

出産直後に切り離された臍帯から採取された臍帯血は造血幹細胞に富み、採取されて専門機関でただちに処理された臍帯血は白血病などいくつかの難治の疾患の治療の為の移植に用いられる。 これを臍帯血移植と呼ぶ。
(出典:wikipedia)

再生治療がもてはやされるようになって、もう随分年月が経っていますが、その効果はどれほど期待できるのでしょうか。
美容という点では、人の胎盤から作られるプラセンタが安全と聞いたことがありますが、それについても実際はどの程度なのかよく分かりません。感染症などのチェックもどうなっているのか知りたいところではあります。

首藤紳介さん8月12日に書いたブログに首藤クリニックとしての見解が書いてありましたのでを紹介します。

本日まで、 一部週刊誌の記事、インターネット上のゴシップに関し沈黙していましたが、当院の基本的な考えを以下お伝え致します。

これまでのほとんどの報道は、事実無根の内容を多く含んでおり、推測だけで書かれたゴシップ報道であると当院では受け流しておりましたが、一部週刊誌、インターネット上においては、当院を名指した報道等が出てまいりました。そしてそれらの多くが誤解を招く内容であったため、当院の基本的な考え方をお知らせさせて頂くため本文を掲載させていただきます。

まず、臍帯血幹細胞治療に関して一時停止命令が当院にも出され、この件に関して大変お騒がせし、またご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。
「臍帯血幹細胞移植の治療の提供を一時停止する命令」が厚生労働省より発令されましたが、これは、「届け出をするまではこの治療を停止しなさい」という命令であり、当院の業務停止命令ではございません。したがって、本件に関して業務停止命令となり休診になったことは一度もございません。しかし、一部週刊誌やインターネットでは、あたかも業務停止を受けたかのような書き方をされています。

また、某著名人の方が最近お亡くなりになりましたが、某著名人の方が当院にて、 治療を多数回されたかの報道が一部週刊誌、インターネット上にてされましたが、一切の根拠はございません。
何故ならば、当院は勿論の事、 他の 医療機関 等においても、ある特定の患者様が来院しているかどうか、また来院されている患者様の病状、診察内容や治療内容に関しては、医師の守秘義務において、 一切外部にお話しする事は無いからです。すべてが取材したわけでもなく憶測で書かれた記事です。

さらに、当院の基本的な がん 治療等に関する 診察では、一部週刊誌、インターネット上 等で噂されてれていますような 標準治療を全否定したことは当院開設以来一切ございません。 術前のケア、抗がん剤との併用、放射線治療との併用、術後のケアなど、 標準治療と併用しながらQOLを向上させ、病症を改善させたいとの考えが基本でございます。 

ですので、セカンドオピニオン等で来院頂く患者様にも、 標準治療を拒否したい、または中止したいとの要望は多々ありますが、体力が許す限り、そして可能な限り標準治療と併用して頂く様に患者様にはご説明を致しております。

そのようなポリシーで診療している中で、某 著名人 の方が、 がん の発覚時点から当院の診察、治療 を受け、 当院の指導により標準治療を受けることをせずに手遅れになったという報道は事実無根でございます。 また、当院は自由診療ではありますが、その中でできる限り安価で治療を提供することを目標としているため、 治療に際し法外な額の診療報酬を請求することはありません。それぞれの患者様が経済的に無理のないように配慮して治療をすすめており、最終的に患者様の十分な同意を得たうえで治療を提供しています。

治療費は、可能なものはできるだけ値下げすることを目標にしてきましたので、実際に今年の2月21日のブログにあるとおり、開院以来、段階的に値下げし続けていました。 できるかぎり多くの方に気軽に体験していただきたいという理由です。

だからこそ、これまで患者様からのクレームも極めて少なく、多くのクチコミやご紹介に支えられて、運営してこられたのだと思います。実際、大病院にてこれ以上標準治療ができないと言われたがん患者さんも多く診療させていただき、感謝の言葉もこれまでたくさんいただいております。

がんが進行し、標準治療が不可能な患者様に関しましては、1日でも長くQOLを保ちながら人生を送って頂き、可能な限り延命出来る様にご協力させて頂く事や、悔いのない最期を迎えるお手伝いをすることが当院の使命と思い、開院以来、現在までに、多数の患者様やご家族の皆様の支持の元に運営させて頂くことができました。

まとめ

首藤紳介さんの今回の逮捕容疑は『再生医療安全性確保法違反』であり、再生医療自体の是非を問うものではありませんが、自身の母親が闘病していた時期より気になっていた『再生医療』に関することでしたので調べてみました。10年以上前のことですが、ガン患者が再生医療をした場合、1年くらいの延命ができたと聞いたことがあります。多額のお金を払っても根治することはないのだとその時感じたのを覚えています。治療費は自由診療ということもあり、かなり高額と当時聞きました。

しかし、治療費が高額でも助けたい人がいたり、少しでも長く一緒に普通の生活を送ることが出来ればと願うことはあります。
現代医療でも再生医療でもどちらでも良いから目覚しく進歩して救われる人が増えることを望み、正しいルートで医療が営まれることを願っています。

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東京在住の主婦です。 自分が困ったことや興味があることを自分自身の経験を織り交ぜてブログを書いています。 同じことに興味があったり悩んでいる方の参考になれば幸いです。お気軽にご閲覧下さい。