タイガー・ウッズ逮捕時の映像が新しく公開されました。逮捕に至る警察官による検査の様子が映し出されています。本人の『声明』と共に新たに発表された『第一報とは異なる』逮捕時の状況などをまとめます。
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タイガーウッズ逮捕の真相
タイガーウッズ逮捕時の映像公開(1)
タイガーウッズが5月29日未明、逮捕時に受けた歩行検査などの映像が公開されました。レコーダーに写っていた映像で少しショックです。アメリカ南部のフロリダ州ジュピターの自宅近くで逮捕された第1報では『飲酒』によるものか『薬物使用』かはっきりしていませんでしたが真相が分かってきました。
逮捕当初は『蛇行運転』をしていたと伝えられましたが、『停車中』の車の中で寝ていたそうです。また、『呼気検査』を拒否しておらず、検査を受けた結果、アルコール反応は『陰性』でした。
タイガーウッズは2014以降、腰の手術を4回受けていて、今年4月に4回目の手術をを受けています。そのため強力な鎮痛剤を4種類使用していたそうです。
Police release video showing the arrest of Tiger Woods https://t.co/c3kdu2CBE7 pic.twitter.com/GYbY1ZOZcR
— Business Insider (@businessinsider) 2017年5月31日
タイガーウッズ逮捕後の『声明』で明かされた真相
タイガーウッズは逮捕後、パームビーチ・カウンティーの拘置所で身柄を移送され、同日の午前10時50分に釈放されました。
【タイガーウッズの声明】
自分がしたことの重大さは理解しており、自分お行動に対する全責任はとるつもりだ。
みんなに分かって欲しい。アルコールは無関係だ。処方された薬の予期しない反応が出たのだ。複数の薬を服用しているのでこれほどの反応が大きく出るとは思わなかった。
タイガーウッズが服用していた薬とその危険性
タイガーウッズは今年4月には4度目の腰の手術を受けリハビリ中でした。服用している鎮痛剤は4種類あり、それら鎮痛剤の中で【バイコディン】と言う日本では認可されていない強力な薬があるそうです。
その薬の危険性について『ミヤネ屋』で以下のように説明していました。
【バイコディン】は強力な鎮痛剤で依存性がある。特に女性の依存速度が速い。2010年にアメリカで【バイコディン】の過剰摂取により女性6631人死亡しており、この数はヘロイン・コカインの死者数の4倍にあたるそうです。
この【バイコディン】は『腰痛』『虫歯』『関節痛』の治療薬として使用されているそうです。治療用の薬でも服用の量、回数、薬同士の飲み合わせによって予想外のことが起こることはあり得るので注意が必要ですね。
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タイガーウッズの経歴と最近の様子
タイガーウッズの経歴
1975年アメリカ・カリフォルニア州サイプレスに生まれる。父親は米陸軍特殊部隊「グリーン・ベレー」の退役軍人で、母親はタイ人です。
父親がタイガーウッズが生後9か月からゴルフを教えを受け頭角を表しました。アマチュア時代に全米ジュニア・アマチュア選手権、全米アマチュア選手権にそれぞれの3連覇を達成。
1995年 マスターズ・トーナメント初出場
1996年 プロに転向
1997年 史上最年少の21歳3ヶ月でマスターズ・トーナメント初優勝。その後、わずか10か月余りでマスターズを含む7大会で優勝、
2000年 全米オープンから2001年マスターズまで、メジャー大会4連覇を達成
メジャー通算14勝のゴルフ界のスーパースターでしたがここ数年は腰の痛みなどに悩まされて戦列を離れていました。
2009年 不倫がバレて、妻から逃走中に交通事故を起こし負傷したのは有名な話ですね。
2010年 謝罪会見で複数の女性との不倫を認めたことや性依存症と診断されセラピーを受けている事などを告白している。その後、妻と離婚を発表。
まとめ
アメリカではマスコミ・メディアの要求があれば、こうした映像を公表することになっているそうです。なかなかショッキングな映像でしたが、隠し立てしない姿勢に公正性を感じます。
タイガーウッズと言えば、ゴルフをしない人でも知っているゴルフ界のスーパースターでした。しかし、最も新しい記憶は不倫スキャンダルで離婚報道です。その後ゴルフでの華やかな報道がないのであの不倫騒動しか浮かばないのでしょうね。
あんなに凄いゴルファーとして君臨していたのにと思うと、人間はいつ何時、何が起こって下克上が起きるか分からないものだと思わされます。
今回の逮捕は悪い薬物が原因ではないようなので少し安堵しましたが、家庭が平穏であればこんな事にならなかったのかもしれないと思われ、不倫の代償は永遠かもと思ってしまいました。タイガーウッズを見て、子供も大人もプロゴルファーに憧れたあの頃の勇姿をまた見せて欲しいです。
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