デーブ大久保が中居正広の番組「ナカイの窓」でかつての菊池雄星暴行事件を語りました。デーブ大久保本人が言う事件の真実と号泣の結末のいい話を伝えます。
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デーブ大久保が語った2010年西武ライオンズ打撃コーチ時代の菊池雄星暴行事件
中居正広の4月13日(0:09~01:04)放送の「ナカイの窓」でデーブ大久保が西武ライオンズの打撃コーチ時代に起こした菊池雄星に対する暴行事件について語りました。
2010年にデーブは球団より「指導という言葉を借りた暴力行為は容認できない」として解雇されました。この暴力行為は頭をパチンと叩くなどが暴行とみなされたと語っています。デーブ大久保は2008年にコーチとしてチームを優勝に導いた実績があり、それが自分の指導方法に対する自信となっていたので、解雇を不服として球団相手に訴訟を起こしました。裁判では熱血指導の対象となった選手・菊池雄星も出廷しています。結果はデーブ大久保の敗訴でしたが、裁判を行っている間に球団の言っていることは正しいと気付いたそうです。
デーブ大久保と菊池雄星の涙の再会
中居正広の「雄星には連絡とれたの?」の問い掛けに「取れて、もう2年経ったから言っていいかな」とデーブ大久保は打ち合わせにはなかった事実を語りだしました。
デーブ「渡辺久信さんがSD(シニアディレクター)やられててキャンプ取材に行っていいですか?と相談したんです。そしたら『デーブさん雄星に謝ってくれないか』って。是非是非謝らせて下さいって。で雄星球団室に(来て)」
デーブ「雄星が部屋に入って来てワーっ号泣して,『デーブさんすみませんでした!僕が悪かったです!』みたいに言ってくれた時にナベちゃんも僕もワーッ涙出てきて
『雄星悪かった!俺みたいな大人がお前を苦しめて申し訳なかった』」と語り合ったそうです。球団の社長からも「全て許すからこれから球場にどんどん来て野球界を盛り上げていこう」と言葉をかけられ改めて和解しました。そしてこの状況に導いてくれた渡辺SDへの感謝の気持ちを表していました。
デーブ大久保はそれまでの1軍に入った時より、ホームランを打つより何より「雄星と球団の人達の前で仲直りをして泣けたのが何より嬉しかった」と話しました。
中居正広の何年ぶりかの問いかけに菊池雄星とは7年ぶりの再会だったと改めて確認し感慨深げでした。
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まとめ
デーブ大久保の野球に対する熱い情熱とそれを通して得た人と人との繋がり、絆の強さが見え心が熱くなります。「自分は正しい」という確信の元に突き進んでいる時の誤った行動は自分としては受け入れ難いものです。
デーブ大久保の気質、信念の強さ、野球に掛ける情熱を周りが理解していたからこそ、このような和解のチャンスが訪れ、大切な絆が繋がったのですね。
デーブ大久保が「ケンカしてる相手の方が自分の事をよく知ってる」との言葉が熱心さのあまり見失ったものや大切なことは何かを悟った彼の反省心を強く感じさせました。
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