鏡石町立第一小学校カビパン給食は何故起こった!子ども達の反応は?

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鏡石町立第一小学校でカビの生えたパン等の給食を食べさせた事実が発覚しました。食べさせた担任教員に対し児童達はどうしたのでしょう?カビパン給食をどのようにして作ったのか、教員は何故そんな行動をしたのかなどまとめます。

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鏡石町立第一小学校『カビパン』の実態とは

『カビパン』給食が発覚したきっかけは

2015年9月から2016年3月の間におきた『カビパン』給食の1件は福島県岩瀬郡の鏡石町立第一小学校で起きました。そして先月、家庭で児童がテレビを見ていた時に発覚しました。家族とカビの特集番組を見ていたら、『カビ』が映し出された時に「これ給食で見たことある』と児童が言い出したそうです。給食に『カビ』?と父兄は不信に思い児童に尋ねたところ、信じられない事実が発覚、学校に報告し、学校では当時1年生だった児童達に聞き取り調査が行われました。

『カビパン』給食はどのように出されたのでしょうか?

この問題となっている教員が給食として出したのは『カビパン』だけではなく、腐ったおかず、サラダ、丼物、牛乳も出していました。小学校からは毎日その日に調理された給食が提供されている筈なのですが、一体どのようにして『カビパン』給食は出されたのでしょう?

学校が担任から聞き取りをした内容によると、児童が残した給食をロッカーなどに数日保存していたそうです。そのカビの生えた給食は残した児童の机置き、それを食べなければ新しい給食を食べてはいけないと言ったということです。また父兄によると『カビパン』については「固かったら食べなくていいけど、柔らかいところは食べなさい」と具体的に指導をしていたそうです。

『カビパン』給食を出された子ども達はどうしたのでしょう

当時の1年生のクラスは23人でその内の3人が『カビパン』給食を食べていました。
学校が行った調査の保護者に配布された『聞き取り調査結果』の1部です。

(1)児童聞き取り(個人)
嫌なことがあった22/25 古い給食を食べた3/23 見た、厳しい指導を受けた20/20
(2)保護者アンケート
嫌なことがあった22/25 古い給食を食べた3/22 見た、厳しい指導を受けた19/19
(3)教職員聞き取り 
聞いていない・見ていない・知らない37/37

聞き取り調査の結果、当時のクラスの児童25人のうち3人が古い給食を食べさせられたと話していて、別の20人が教員から古い給食を食べるよう言われたり、クラスメートが食べさせられるのを見たりしたと答えたということです。

「カビの生えたパンを先生に食べなさいと言われて食べた」
「先生が怒っているように感じた」
「友達は泣いていた」
「前日から数日前に残したパンやごはん、それにサラダなどを給食に出されて、食べないと、その日の給食を食べさせてもらえず、しかたなく食べた」
「残した牛乳が朝、机の上に置かれていて、『何とかしなさい』と言われて飲んだ」
などが確認されたそうです。

他に「腐った牛乳を飲ませ子どもが体調をくずす」「アレルギーのある児童に食べるように強要」したことなども分かっています。またある父親は「給食を食べられずにいたら、立ったまま授業を受けさせられたそうだ。私の子どもは食べなかったようだが、『カビが生えたパンを泣きながら食べさせられていた同級生もいた』と語っていました。

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鏡石町立第一小学校『カビパン』の担任教師

担任の教師歴はどれほどだったのでしょう?

担任の女性教師は20代で、産休補助教員として採用されていました。教員は事実を認め、行き過ぎた指導を反省し、採用期間が終了して退職しています。任期満了まで在籍していたのですね。

産休補助教員だったんですね。2015年9月から2016年3月の間に起きたこととなっていますが、短期間の補助教員であったとしても教員歴がない未経験の教員を1年生の担任にして、学校側のフォローはなかったのでしょうか?ただでさえ1年生という学年は学校自体に慣れておらず、初めての小学校なのに夏休みが開けたらいきなり初めて会う先生なのです。そしてその未経験教師に『カビパン』を食べろと言われた状況を想像すると怖ろしいものがあります。

『カビパン』担任教師のアレルギー知識は?

この担任教師はアレルギーの児童にアレルゲン物質を食べさせたり、牛乳を飲ませています。それも鮮度の高い物ではなく明らかに腐っているものをです。アレルギーに対する知識が皆無だったことが分かります。学校教育に携わるに当たっての教育は教員採用時になかったのでしょうか? 

驚くほどアレルギーの幼児・児童が増えていて、学校給食でも配慮している学校もあると聞きます。学校赴任時でなく、もっと大元でアレルギーについては教師になる人達に教える場を作るべきだと思います。食物アレルギーの怖さは経験していない人から見れば、何故食べただけで、飲んだぐらいでの見方しかないと思われます。しかし実際に親がちょっと目を離した隙に誤って牛乳を口にしてしまった子どもが救急車で運ばれ、命の危険に晒されたというケースがあります。また甲殻類にしても、エビを食べて発心がでたり、皮に触れたら皮膚が腫れたりと目の前に事例は沢山あります。アレルギーは命に関わることなので、教育の場で今回こんな事が起こったのは信じがたい事実です。

まとめ

『食べ物を大切にする』 『粗末にしない』などを教えるために『カビ』の生えた給食を児童に与えたということのようですが、一歩間違えば大変な事になっていた一件です。アレルギーでなくても、食中毒はおこります。児童達は無事で良かったと思います。飽食の日本で『食べ物』を粗末にしない教育をするのは大切な事ですし、食べ残した物は『カビ』が生えて腐ってしまうというのを視覚的に体感させる教育があるというのは聞いたことがありますが、食べさせる発想は意味が分かりません。
また、教育の場において、新米の先生が産休補助教員となるケースは少なくないですし、そういった先生方が新鮮な発想で子ども達に思いがけない良い影響を与えた例を聞いたことがあります。良い例もあるわけですし、新米の先生が悪いという事ではないのですから、今回のような件が起こると教育現場の同僚・上司となる先生方のフォローは不可欠ではないかと思います。一般の会社に就職すれば新人研修があります。共に活動するチームもあります。でも、教師は教壇に立つ時は一人なので、だからこそ学校には新人の教師にたいしてのフォローであったり、指導であったりをしっかりして欲しいと思います。
今回鏡石町立第一小学校では当時のクラスの保護者に対して調査結果を説明し不適切な指導だったと謝罪しています。またその報告を受けた教育委員会が詳しい経緯を調査しているとのことです。食べ物の大切さを教えるのは大切ですが、やり方を間違えると食べ物への『感謝』の気持ちもなくなってしまいます。子どもの気持ちを理解でき、指導の出来る教師が増えることを願います。

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東京在住の主婦です。 自分が困ったことや興味があることを自分自身の経験を織り交ぜてブログを書いています。 同じことに興味があったり悩んでいる方の参考になれば幸いです。お気軽にご閲覧下さい。