ANA(全日空)機内で米国人男性が乗客に暴挙を振るい騒然となりました。その様子を同乗していた乗客が語りました。成田空港で一体何が起きたのか、その時客室乗務員がどのように対応したのかについてまとめます。
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ANA機内でトラブル米国人男性が暴挙の経緯
ANAの機内で起きた米国人男性の暴挙の始まりは何だったの?
ANA(全日空)5月1日 成田発ロサンゼルス行きに搭乗の米国人男性が機内で暴挙をはたらきました。同機は待機中で機内では乗客が出発を待っていたのですが、その間に一人の米国人男性が興奮し後部座席の男性に殴りかかりました。この被害にあった男性も米国人でした。
ある乗客はその時の様子を「赤いアロハシャツを着た男が後部座席の黒いシャツを着た男に『どこから来たのか』と聞くと、間を空けずに『お前を殺すぞ』と言いました。黒いシャツの男は驚いたものの事を荒立てないようにしようと落ち着いていましたが、赤いシャツの男が殴り掛かったので応戦し、殴り合いになってしまいました。」と話しています。動画には機内にいた子ども達の泣き声も入っていてその時の騒然とした様子が映し出されていました。
ANA機内で米国人が暴挙。その時客室乗務員は?
米国人客の殴り合いで騒然となった機内で客室乗務員はどう対応したでしょうか?
騒ぎに気付いた女性客室乗務員が「プリーズ ストップ!」と何度も言いながら二人の間に入って制止し始めました。この女性客室乗務員はガタイの良い米国人男性二人に向け冷静な態度で声をかけながら、手を差し出し制止しようと対応を続けました。いきなり殴りかかった赤いシャツを着た米国人男性は何に激昂していたのか、しばらくこの暴挙をやめようとはしませんでした。画像を見るだけで怖くなるようなかなり強烈な様相のトラブルでしたが、女性客室乗務員は慌てることなく冷静な態度で制止し続けました。
ようやく赤いシャツを着た殴りかかった米国人男性は席を離れ機内前方に歩いていったので事態は収まったのかと思ったのもつかの間、何を思ったのか走り戻り、先ほどの後部座席の黒いシャツを着た米国人男性に再び殴りかかりました。その後殴りかかった米国人男性はこのANA(全日空)機から降ろされました。
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ANA機内でのトラブルを起こした米国人男性の暴挙の結末
ANAの機内でトラブルメーカーとなった 乗客を殴った米国人男性の顛末は?
殴り合いを始めた男はアメリカ国籍の40代で飲酒していて酔っていました。
その男は乗務員によって飛行機から降ろされる時「俺が狂っていると思うのか!狂っているのは政府だ!」と言っていたそうです。
この男は飛行機を降ろされた後も航空会社の男性職員に暴行したため障害容疑で現行犯逮捕されました。
まとめ
あの日は関東地方で雷が発生し,そのためにANA機の出発は遅れていました。悪天候の回復待ちという人為的にはどうしようもない原因で遅延になった場合,どれだけ待てば良いのだろうかと思いつつ待つうちに起こる苛立ちもあるかと思います。今回のトラブルメーカーとなった米国人男性は意味不明な発言をしていました。その発言はお酒に酔っていた為なのかどうかは分かりませんが、周りにとっては迷惑でしかなく収集がつかなくなった状態を早く収束しなければなりません。
突然のトラブルは何に於いても起こり得ることですが、狭い機内で長時間共に過ごさなければならない状況で、あのような理解し難いトラブルが起こると客室乗務員に要求される対応もたいそう大変なものですね。
映像に映し出された今回のトラブル、ANA(全日空)の女性の客室乗務員の毅然として冷静な対応、華奢な女性客室乗務員が遥かに体格差のあるガタイの米国人男性二人の間に入った対応に海外メディアから賞賛されたそうです。
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